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2023 年度 研究成果報告書

地方私立大学における留学生の量的拡大と教育の質的転換を両立する支援体制の在り方

研究課題

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研究課題/領域番号 22K20259
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関山梨学院大学

研究代表者

潘 秋静  山梨学院大学, 経営学部, 特任講師 (10965627)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード全学連携型 / 学修支援 / 留学生の量的拡大 / 質保証 / 少子化 / 地方私立大学 / 国際化 / 高等教育
研究成果の概要

本研究の目的は、地方私立大学における留学生の量的拡大と教育の質的転換を両立させる全学連携型学修支援体制を明らかにし、その意義を示すことである。調査の結果、地方私立大学の留学生支援の取組は、積極対応型全学推進タイプ、積極対応型局部推進タイプ、消極対応型局部推進タイプの3つのタイプに分類されることが明らかになった。支援に消極的な要因として、大学運営体制の差異、所在都市の特性、危機意識の差異、教職員間の連携不足が挙げられた。全学的な学修支援体制には、主導的役割を果たす部署の設置、多言語対応と文化理解の促進、専門的なサポート体制の整備、多領域対応型学生支援体制、IR活用型支援体制の整備が必要である。

自由記述の分野

高等教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、地方私立大学における留学生支援の取り組みを体系的に分類し、その成功要因と課題を明確化した点である。これにより、教育の質的向上と留学生の量的増加を両立させるための実践的指針を提供する。また、多文化共生社会の実現に向けた具体的な支援体制の構築を促進し、地方私立大学の国際化を推進することで、地域社会の活性化と国際競争力の向上に寄与する。さらに、少子化の進行に伴い留学生の受け入れを強化することにより、地方私立大学の経営基盤を安定させ、生存と発展に必要な学生数を確保する上で重要な手段となる。本研究は、他の大学や地域においても応用可能なモデルを提供し、広範な社会的影響を持つものである。

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公開日: 2025-01-30  

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