研究実績の概要 |
本研究の目的は,不登校予防のための新たな保護者評定版アセスメント尺度(以下,アセスメント尺度)を開発し,本尺度の臨床的有用性を確認することである。2022年度は,本研究の実施にあたり,本学の研究倫理委員会から研究開始の承認を得た。その後,アセスメント尺度を作成するにあたり,項目の抽出のためのインタビュー調査を実施した。また,これと並行して,不登校に対する支援やその効果についてまとめた。具体的には,以下の論文が国内外の学術雑誌に採択され,掲載された。 (1)Yamada. T., Sato. A., So. Y. Kobayashi. K., & Fujii. Y. (2023). Review of cognitive-behavioural approaches for school absenteeism in Japan. Asia Pacific Journal of Counselling and Psychotherapy, Published online: 29. (2)山田達人,飯島有哉(2023).不登校と学校で求められる支援 学校メンタルヘルス,25巻2号,174-176. (3)山田達人・飯島有哉・桂川泰典・藤井靖(印刷中).不登校に対する認知行動論的支援の効果―システマティックレビュー― 学校メンタルヘルス,26巻1号.
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