研究課題
研究活動スタート支援
本研究では高感度かつ実践的な医療検査を指向し、多孔質膜を基盤として用い、光学シグナルと圧力シグナルの両方で分子検出が可能なバイオセンサーの設計を行った。本研究で開発されたバイオセンサーは、光学シグナル、圧力シグナルをアウトプットに用いた場合、それぞれpg/ml及びng/mlの感度で分子検出が可能であり、その有用性が実証された。
膜工学
本課題で開発したイムノセンサーは、圧力変化及び色変化をシグナルとして利用することができ、さらに両者の検出レンジは1000倍近く異なる。本センサーを応用することで、検出レンジの異なる複数の標的分子を、同時かつ異なるシグナルアウトプットで検出することが可能になると期待される。