研究課題
本年度は、直交ペプチドペアスクリーニングのモデル実験として、E4を提示する酵母とK4を提示するファージを調製して両者を混合し、フローサイトメーターを使って酵母/ファージ複合体の選択を試みた。この時、K4提示ファージを抗M13抗体-PEで標識する場合と、抗M13抗体-HRPとビオチニルチラミドの反応により酵母表面をビオチン化しストレプトアビジン-PEで標識する場合について検討した。いずれの場合でもK4提示ファージ非存在下に比べて存在下でPE由来と思われるシグナルを示す集団が見られた。この集団についてソーティングと培養を行ったのちフローサイトメーターを使った解析を行ったところ、抗M13抗体-PEを用いて標識した場合でE4提示酵母がより高い割合で濃縮されていることを確認できた。
すべて 2024 2023 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (12件) 備考 (1件)
アグリバイオ
巻: 8 ページ: 85~91
The Analyst
巻: 148 ページ: 5843~5850
10.1039/d3an01499a
細胞
巻: 55 ページ: 749~753
https://researchmap.jp/tyasuda28