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2023 年度 研究成果報告書

Reveal the informational nature of conscious self and sense of agency under the information closure theory of consciousness

研究課題

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研究課題/領域番号 22K20679
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0704:神経科学、ブレインサイエンスおよびその関連分野
研究機関立教大学 (2023)
東京大学 (2022)

研究代表者

チャン ユーチャン  立教大学, 現代心理学部, 助教 (50831484)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワードconsciousness / theory of consciousness / information theory / information closure
研究成果の概要

研究期間中、情報閉包理論(ICT)を用いて意識とエージェンシーの本質を探求しました。この理論は、意識が特定の情報処理パターンから生じると提唱しています。我々は、ICTフレームワークに行動を組み込んだ新しい数学モデルを作成し、自己とエージェンシーを記述しました。(1)数学的基礎の開発、(2)小規模シミュレーションの実施、(3)先進的なAIシステムへのモデル適用、の3段階で進めました。人工ニューラルネットワークを用いたシミュレーションによりモデルを検証し、AIシステムへの応用で広範な関連性を確認しました。この研究は、神経科学およびAI開発における倫理的考察に重要な貢献をもたらすと考えられます。

自由記述の分野

Neuroscience

研究成果の学術的意義や社会的意義

私たちの研究は、科学的および社会的に重要な意義を持っています。科学的には、情報閉包理論(ICT)に基づく新しい数学モデルを開発し、意識とエージェンシーのメカニズムを解明しました。このモデルをシミュレーションで検証し、高度なAIシステムにも適用しました。この研究は、神経科学や認知科学の基本的な問題に取り組み、意識の理解を深めるものです。社会的には、AIの倫理的使用に関するガイドラインや政策の策定に役立つ可能性があります。また、人間の心の理解を深めることで、メンタルヘルス治療の改善にも貢献するでしょう。この研究は、科学と社会の架け橋となり、AIや認知科学に対する倫理的なアプローチを促進します。

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公開日: 2025-01-30  

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