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2023 年度 研究成果報告書

キャピラロスコピーを用いたアトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚リンパ腫の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 22K20747
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0802:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

乗松 雄大  国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 助教 (60968577)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード乾癬 / アトピー性皮膚炎 / 皮膚リンパ腫 / キャピラロスコピー / Nail fold bleeding
研究成果の概要

乾癬、アトピー性皮膚炎、皮膚リンパ腫を中心とした皮膚疾患におけるキャピラロスコピー像の臨床的意義の検討を行った。 アトピー性皮膚炎と皮膚リンパ腫においては昨年時点でアトピー性皮膚炎においてもNFB像および毛細血管異常がみられたことから、改めて「皮膚疾患におけるキャピラロスコピー所見の検討」として倫理委員会の承認を受けて検討を行うこととした。アトピー性皮膚炎および皮膚リンパ腫の血清検体を集積した。
EASIスコアや皮膚リンパ腫の病型との相関との関連を調査している他、血清サイトカイン値(IL-17A、IL-23、TNFアルファ)の測定を予定している。

自由記述の分野

皮膚科

研究成果の学術的意義や社会的意義

キャピラロスコピーは、全身性強皮症の診断補助などの目的に使用されてきた、外来で施行可能な検査の1つである。乾癬については、東京大学医学部附属病院の研究チームと協力し、毛細血管異常の有無およびNFBの有無によって乾癬性関節炎の発症を予測できること、毛細血管数とNFB数が血清の炎症性サイトカイン濃度と相関することを明らかにした。アトピー性皮膚炎および皮膚リンパ腫に関しては、一部の症例で毛細血管の異常およびNFBが確認されることを明らかにした。皮膚疾患におけるキャピラロスコピー所見の異常が、各疾患の診断、分類、治療方針、予後予測に有用であるかを検討している。

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公開日: 2025-01-30  

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