本研究では、子のゲノムのみで検出される新規の遺伝子変異であるDe novo変異(DNM)に関する父年齢効果(PAE)のGWAS解析を実施した。研究期間中にSPARKコホート約3000家系についてDNMコールを実施し、常染色体上における平均59(SD±13)個のDNMを新たに同定した。データQC後の家系の父親について、約800万ヶ所のSNPを用いたPAEのGWASを実施し、弱い関連性(P<1E-5)を示すSNP95ヶ所を同定したが、ゲノムワイド有意水準(P<5E-8)を満たすSNPは得られなかった。
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