研究課題/領域番号 |
22K20815
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
梅川 元之 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00961070)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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キーワード | 良性脳腫瘍 / 定位放射線治療 / 遺伝子解析 / 予後因子 |
研究実績の概要 |
本研究の進捗はおおむね順調であり、現時点では対象とした髄膜腫検体について、exome解析作業を進めている段階である。 当該年度における成果については、次年度に解析し発表予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
髄膜腫については腫瘍150検体の背景因子の収集が終了し、現在変異遺伝子、exome解析中である。 神経鞘腫については、髄膜腫と比較して、放射線反応性が良好であり治療不奏効例が少ないこと、先行手術例の割合が少ないことがあり、解析対象の選択が必要である。よって髄膜腫の主要な解析が終わった段階でそれを参考として対象を選定予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今後、現在解析中である腫瘍exome解析結果の解釈を行い、その結果を統合して遺伝子解析に伴う放射線治療後の進展形式の解析を行う。これに加えてRNA解析、エピゲノムのメチル化解析、プロテアソーム解析の追加を行い、解釈の追加を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
大部分の使用予定はexome解析に加え、RNA解析、メチル化解析などを含めた追加解析の必要性に基づくものである。加えて学会参加予定に基づき使用予定である。
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