• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

ユビキチンプロテアソーム系を介した新規iPS細胞由来樹状細胞ワクチン療法の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22K20834
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

冨永 信太  和歌山県立医科大学, 医学部, 学内助教 (10868722)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード癌免疫 / 樹状細胞ワクチン / iPS細胞 / ユビキチンプロテアソーム系
研究成果の概要

iPS細胞由来樹状細胞ワクチン(iPSDCs)において、抗腫瘍効果を増強する工夫として、樹状細胞の抗原提示において重要なユビキチンプロ-テアソーム系によるプロセッシングに着目した。iPSDCsにユビキチンと腫瘍関連抗原(TAA)の融合遺伝子を導入することで、ユビキチンプロテアソーム系を介するTAAのプロセッシングが亢進し、iPSDCsの抗原提示能が亢進して抗腫瘍効果が増強されることを証明した。

自由記述の分野

消化器外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

iPSDCsワクチン療法はもともと生体内に備わっている抗腫瘍免疫を増強する、アクセルの働きをする。iPSDCsのワクチン効果を増強するメカニズムを解明することで、iPSDCsワクチンを臨床応用に導くことができる。それにより、既存の治療に不応の癌患者さんに対する新たな治療の開発の一助となる。
今後さらにiPSDCsワクチンの抗腫瘍効果増強のための研究を継続し、臨床応用につなげていきたい。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi