• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

チェレンコフ光を反応駆動力とした新奇分子送達法の開発とがんの核医学治療への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 22K20845
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0902:内科学一般およびその関連分野
研究機関千葉大学

研究代表者

甘中 健登  千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (60963577)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード核医学治療 / チェレンコフ光 / 光化学反応
研究成果の概要

がんの核医学治療では、放射性標識プローブのがん特異的な送達と滞留が治療効果の向上と副作用の軽減の点で重要となる。本研究では、分子設計に光親和性標識技術を参考にし、さらに生体深部での適用を考え、荷電粒子線由来のチェレンコフ光を光源として利用した薬剤戦略を立てた。チェレンコフ光領域と同様のUV光を照射した場合では、光反応の進行は確認できたが、FDGと混合させたチェレンコフ光照射下では、光反応の進行はほとんど確認できなかった。

自由記述の分野

分子イメージング

研究成果の学術的意義や社会的意義

がんに対する放射性標識プローブの分子設計は、高い親和性を示す標的リガンドを利用することが多いが、標的に対して共有結合性を示す分子設計を施すことができれば、長期間の滞留性を示す可能性が非常に高い。本研究では、光に応答し分子変換される放射性標識プローブの設計に対する検討結果を示した。これらの結果は、今後の光応答性薬剤開発の参考になると考えられる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi