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2023 年度 研究成果報告書

デジタル印象の精度・真度を補償するデバイスの開発および実用化に向けた戦略的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22K21000
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関昭和大学

研究代表者

枡 澪那  昭和大学, 歯学部, 助教 (00965890)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード光学印象 / 無歯顎 / インプラント
研究成果の概要

口腔内スキャナーは,印象範囲が大きくなるにつれて精度が低下することが報告されている.そこで予備的検討において,補助デバイスを開発し,欠損部顎堤に介することで従来法よりも精度が向上することが示された.しかし,臨床応用と製品化に向けて,真度の検討,形態の最適化,スキャンパスの構築,およびin vivoにおける効果測定など不明点が多い.そこで本研究は補助デバイスの形態の最適化と,最適化された補助デバイスの精度・真度補償効果を検証することとした.倫理審査委員会にて認可を受けた後,ヒト口腔内で開発した補助デバイスを使用したところ,精度及び真度は有意に向上した.

自由記述の分野

光学印象

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果,実際のヒト口腔内にて補助デバイスを使用し,口腔内スキャナーを用いてデジタル印象を行った際に,使用しない場合と比べて有意に精度及び真度が向上した.
これは,従来の印象方法と比較しコスト削減とともに,患者の不快感の軽減及び,スキャンデータをデータベースとして保存可能になると考えられる.これは臨床的に非常に意義があると言える.

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公開日: 2025-01-30  

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