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2023 年度 実施状況報告書

神経堤幹細胞の多分化能を利用した新しい唇顎口蓋裂への治療方法の基盤構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K21023
研究機関昭和大学

研究代表者

瀧澤 秀臣  昭和大学, 歯学部, 助教 (70963023)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2025-03-31
キーワード神経堤由来幹細胞 / 骨芽細胞 / 顎骨
研究実績の概要

神経堤由来幹細胞の骨芽細胞への分化能のin vivoへの応用
口腔粘膜および毛包より抽出した神経堤由来幹細胞はin vitroにて骨芽細胞への分化能を有することを確認された。この骨芽細胞への分化能をin vivoにて応用するために、マウスでの顎骨修復モデルを作製した。マウス上顎骨第一臼歯近心に骨欠損を作製し、自然治癒・血液を含ませた骨補填剤を填入・神経堤由来幹細胞を含ませた骨補填剤を填入した場合での骨欠損の治癒状況の検証を行なった。骨補填剤を填入した場合の方が治癒経過は良好であったが、血液の場合と神経堤由来幹細胞の場合での顕著な差は認められなかった。
また、骨補填剤を用いた骨修復後の骨への歯牙の移動に関して検討を行っている。マウスでのコイルを用いた歯牙移動が困難なため、十分な解析が行えていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定していた実験はおおむね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

引き続き顎骨欠損部への歯牙移動をさせ、その骨の性状を評価する。

次年度使用額が生じた理由

昨年度in vitro での実験方法の再検討を行なっていたため、昨年度中に研究が完了しなかった。次年度にて再度in vitroでの実験を再度検証し行い、実験結果の再現性の確認を行う予定である。
2024年度前半にてin vitroでの再現実験を終了し、後半にて論文投稿を予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] A case of skeletal class III camouflage orthodontic treatment with lingual movement of the lower anterior incisors.2023

    • 著者名/発表者名
      Hideomi Takizawa
    • 学会等名
      2023 APCA, APCLPC & Chang Gung Forum
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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