まず、マウス膵β細胞(βTC6)に飽和脂肪酸であるパルミチン酸(PA)刺激を行った。PA単独刺激群(PA群)とヒト歯肉幹細胞由来エクソソーム(Exo)を添加したPA刺激群(PA+Exo 群)での比較検討を行い、Xaf1発現を解析した。結果、膵β細胞(βTC6)ではPA群とPA+Exo群間でXaf1発現に有意な差は見られなかった。次に、マウスマクロファージ(RAW264.7)に同様にPA刺激を行った。PA群とPA+Exo群での比較検討を行い、Ifnβ発現を解析した。結果、マウスマクロファージ(RAW264.7)では、PA 群に比較して、PA+Exo群で有意にIfnβ発現が減弱した。
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