研究課題/領域番号 |
22K21091
|
研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
中井 有里 高知県立大学, 看護学部, 助教 (00963894)
|
研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
|
キーワード | せん妄 |
研究実績の概要 |
本研究は、前研究からの継続である。せん妄発症と病棟の環境要因との関連を同定するためのデータ収集を行った。 共同研究者である金沢医科大学医学部新田医師の協力を得て、せん妄発症患者の性、年齢、手術、入院形態、入院期間、部屋位置、ベッドの位置、部屋移動、日中の自室からの外出、離床までの日数、DELTA-Pにおけるせん妄リスク・症状等を後方視的に調査した。(1回目:令和5年1月5日、2回目:令和5年3月6日・7日) オンラインにて、研究ミーティングを実施中である。( 令和4年11月1日、令和5年1月11日、1月24日 )現在、金沢医科大学精神科リエゾンチームと分担し、データ集計中である。 2023年前期中に、データ解析し、論文投稿予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
COVID-19パンデミックにより、対面調査の見通しが立っていなかったが、2023年に入り、調査が可能となったため。
|
今後の研究の推進方策 |
2023年5月に集計終了、6月解析、7月に論文投稿予定。 調査結果、及び、病棟看護師へのグループインタビューにより、せん妄誘発要因をリスト化する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
調査開始前に予定していた対面のミーティングが、COVID-19の感染状況悪化に伴い、オンラインに変更になったため、未使用の予算が発生した。次年度、現地調査、研究ミーティングのための旅費に使用予定である。
|