研究課題/領域番号 |
22K21097
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
橋本 忠幸 大阪医科薬科大学, 医学部, 特別任命教員助教 (70966928)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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キーワード | 医学教育 |
研究実績の概要 |
2023年度は若手指導医養成オンラインプログラムを40名が参加できるようにプラットフォームを改良した。さらに学習をサポートするインストラクターを卒業生から募り、インストラクター養成に注力し、多くの参加者が参加できた。 2ヶ月毎に年6回のライブ授業があるオンラインコースで、反転学習を促進するため、ライブ授業の間に様々な課題を提供している。忙しい若手医師が参加しやすくなるように、学習管理システムのインターフェイスを見やすくしたり、リマインダーを公式LINEを使い、よりユーザーフレンドリーになるように調整した。6回のコース毎に参加者本人や参加者が参加する施設の研修医(教えられる側)と指導医(教わる側)からアンケートをとり、6回のコース後にフォーカスグループインタビューも実施した。現在はその結果を質的研究として解析中である。 研究結果発表としては、上記で得た知見の一部をヨーロッパ医学教育学会で現地発表し、類似した研究を行っている研究者と協議を行い、意見交換ができた。またアジア医学教育学会にも参加し、同じアジア圏で類似した研究者とも意見交換ができた。 研究成果としてはKorean Journal of Medical Educationに"Identifying teaching competencies for medical residents using a modified Delphi method"というタイトルで、Delphi法という合意形成研究を発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本研究は、若手指導医養成コースを開発することが主たる目的であるが、コースの開発は順調であり、それに加えて、複数の論文発表と1篇の論文発表ができた。
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今後の研究の推進方策 |
若手指導医養成コースの運営を更に安定化させ、そこから得たデータを研究結果として更に発表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
教育プログラムの開発自体には成功したが、そこから得た研究データが多く、解析に時間を要した。2024年度内にその成果を発表できるように論文化を進める予定である。論文化に必要な費用を中心に予算の使用を変更する予定である。
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