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2023 年度 研究成果報告書

院外心停止患者に対する機械学習を用いた新規の蘇生アルゴリズムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 22K21143
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

岡田 遥平  京都大学, 医学研究科, 特定研究員 (00966955)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワード心停止 / 蘇生 / 機械学習
研究成果の概要

本研究の成果として、大阪とシンガポールの院外心停止患者データを用いて、機械学習を用いた解析により膜型人工肺を用いた蘇生戦略が潜在的に地域の院外心停止患者の予後改善(生存割合、社会復帰割合)することを示した。また日本全国の院外心停止のデータベースを活用し、高度な統計手法(時間依存性プロペンシティスコアマッチング)を用いた解析でも膜型人工肺を用いた蘇生戦略が院外心停止患者の予後改善に寄与する可能性を示した。また機械学習を用いた蘇生戦略に関する総説論文や、日本の救急蘇生システムや蘇生統計データベースについて要約した総説論文を出版した。

自由記述の分野

救急

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果は機械学習などの解析手法を用いて、従来では救命困難であった難治性の院外心停止患者の蘇生戦略を検証した研究である。本研究を通じて、膜型人工肺を用いた蘇生戦略がその予後改善に寄与する可能性について示した。本研究結果は膜型人工肺を用いた蘇生戦略を推進するエビデンスとなり、さらなる院外心停止患者の予後改善につながることことが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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