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2023 年度 研究成果報告書

新型コロナウイルス感染防止策による自粛生活の長期化が地域住民高齢者に与えた影響

研究課題

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研究課題/領域番号 22K21161
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関西九州大学

研究代表者

森園 久美  西九州大学, 看護学部, 助手 (60963642)

研究期間 (年度) 2022-08-31 – 2024-03-31
キーワードCOVID-19 / 身体活動量 / 高齢者
研究成果の概要

本研究は地方在住の高齢者において,新型コロナウイルスによる自粛生活が長期化したあとの身体活動量を把握することを目的としている.2023年に65歳以上の高齢者130名を対象に調査を行った.本研究の対象者は国民の平均歩数よりも多く歩行しており,COVID-19による自粛生活が長期化した影響は低い可能性があることが示唆された.また,高齢者は新型コロナウイルス感染防止策として講じられた外出自粛要請の中で,活動が制限されながらも各自が健康保持のために自分なりの活動習慣を獲得し,新たな生活を過ごしていることが明らかになった.

自由記述の分野

看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

自粛生活が長期化した状況下での地方で生活する高齢者において身体活動量に関するデータを収集したことにより,COVID-19対策としての自粛要請が高齢者の身体活動に与える影響を評価することができた.将来の感染症対策による自粛生活の中でも健康を維持できる活動習慣を身につけていることから,地域社会や行政が高齢者向けの健康促進施策を計画する際の重要な参考資料になりうると考える.

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公開日: 2025-01-30  

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