研究課題
研究活動スタート支援
保育器の高さの設定の要因として、頸部の前屈角度、保育器と被験者までの距離、被験者の足幅が考えられる。さらに、看護師の思考過程、保育器内の捉えている視界、視線軌跡も要因として予測された。今回は要因を明らかにできなかったが、今後、視線軌跡と動作を同時に可視化できるツールを使い、医療安全とケアの質が担保される至適な保育器の高さを明らかにしたい。
看護学
現時点では、保育器の至適な高さ設定基準は存在していないが、保育器の高さの上面を自身の肩より高く設定するものと肩より低く設定するものがいた。頸部の前屈角度、保育器と被験者までの距離、被験者の足幅、看護師の思考過程、保育器内の捉えている視界、視線軌跡が高さ設定の要因として予測された。継続して要因を明らかにすることで、医療安全、保育器内のケアの質の向上の一助となる。