研究課題/領域番号 |
22K21206
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
図子 浩太佑 滋賀大学, 経済学部, 特任講師 (30963798)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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キーワード | 測定評価 / トレーニング / 下肢筋力 / 瞬発的な運動能力 |
研究実績の概要 |
研究環境を整えるために計画より長い時間を要し、1月末旬に開始する予定だった測定を約2ヶ月遅れて3月下旬に開始した。これまで、研究課題1に関する測定を実施し、これまで47名(サッカー、テニス、バドミントン、野球)のデータを収集した。さらに30名程度(陸上競技、バレー、ラグビー、テニス)の追加データを収集するために、対象者のリクルートを実施している。 測定に内容について、下肢のRFDと最大筋力、垂直跳、リバウンドジャンプは全体対象者に実施している。その一方で、走能力の測定運動は、対象者の種目特性に応じた距離を設定し、測定を実施した。また、跳運動と走運動に加えて、方向転換能力や俊敏性の測定も実施した。測定種目は、方向転換能力や俊敏性に関する各競技の特性を反映したものを実施した。 現在は、研究課題1の追加測定と研究課題2のスケジューリングを進めると同時に、研究課題1の収集したデータを用いて種目別に分析を行い、RFD指標と瞬発的運動能力との対応関係を種目ごとに検討し、成果を学会等で発表する準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
下肢筋力の測定機器の借用に伴う事務手続きに時間を要したこと、新規に購入した測定機器多くが物流や部品調達の関係で納入が遅れたことが原因で、研究環境が整う見通しが立たなかったため、対象者のリクルートや測定時期を遅らせた。予定から2ヶ月ほど遅れた3月末から測定を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、研究課題1の追加測定を30名程度に行うことで、計画していた約80名のデータの収集を目指す。進捗が遅れているため、測定協力者を募ることで測定を短時間で多くの対象者を測定できるようにする予定である。種目別に分析を行い、RFD指標と瞬発的運動能力との対応関係を種目ごとに検討し、成果を学会等で発表していく予定である。研究課題2に関しては、測定開始が予定より2ヶ月程度遅れたため対象期間を予定より2ヶ月短縮する予定である。
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