本研究では,カメラやセンサから直接観測することができないNon-Line-of-Sight(NLOS)な被遮蔽領域における被遮蔽領域計測およびそのシーン復元手法に取り組んだ.具体的には,密にセンサを設置しなければ計測できなかった領域も,数ない個数のセンサで計測可能とする技術構築を目指し,「研究項目A : 非整列かつ少ない計測点数に基づくシーン計測・復元手法の確立」および「研究項目B: 非平面な中継壁にも適用可能なNLOSイメージング手法の確立」の2方向性から研究を進めた.その結果を,国内研究会3件(発表済2件,発表予定1件)で発表するとともに,難関国際会議や論文誌へ投稿した(査読中).
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