研究課題/領域番号 |
22K21340
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
1101:環境解析評価、環境保全対策およびその関連分野
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
藤原 匠 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 電気情報学群, 助教 (40966248)
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研究期間 (年度) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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キーワード | ボクセルモデル / 放射伝達 / 光合成有効放射吸収割合 |
研究成果の概要 |
本研究ではボクセルベースの仮想森林に山岳地帯での傾斜や、葉の傾きをパラメータとして与え、それらによって生じるボクセル内の影割合を計算する手法を開発した。実際に山間地帯を観測した衛星画像をシミュレートし、傾斜パラメータの妥当性を確かめた。葉の傾きについては、様々な葉傾斜分布を与えることで、樹木全体での影割合の変化についてシミュレートできようにした。
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自由記述の分野 |
森林リモートセンシング
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
仮想森林は、衛星センサが観測した反射率と森林物理量との関係を解析するときに用いられる。仮想森林が現実の森林に近いほどより高精度な解析が期待されるが、一方でパラメータの確らしさの検証も必要になる。本研究では仮想森林に地形や葉の傾斜を与えるように改良しており、衛星センサが観測した反射率と影割合との関係を理解する上で重要なツールであり、これは衛星観測技術向上に資する学術的意義を有する。
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