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2022 年度 実績報告書

非公式ビジネスセクターへの影響を最小限にするためのコミュニティー災害対策

研究課題

研究課題/領域番号 22F22309
配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

松井 健一  筑波大学, 生命環境系, 准教授 (50505443)

研究分担者 HEWAWASAM VINDYA  筑波大学, 生命環境系, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2022-11-16 – 2024-03-31
キーワード非公式ビジネス / 災害対策 / 気候変動 / 洪水 / コロンボ / スリランカ
研究実績の概要

研究申請時に出した公約通り、GeosciencesとClimateいう学術誌から論文を2本掲載した。前者は、Assessing Community perceptions on Urban Flood Resilience in Sri Lankaというタイトルである。これは、首都コロンボにおける洪水の影響をコミュニティーレベルで明かにしたものである。後者は、Traditional Water Governance Practices for Flood Mitigation in Ancient Sri Lankaである。これは、伝統的にスリランカで行われてきた洪水管理の方法とコミュニティーのガバナンスについて明らかにしたものである。他にもう1本現在Climateに投稿中である。これは、さらに非公式ビジネスや零細企業を対象とした、洪水の影響に関する研究であり、気候変動適応策をよりボトムアップからアプローチした。2023年2月から3月にかけて、スリランカのコロンボ地区とガンパハ地区で、非公式ビジネス経営者を対象にインタビューとアンケート調査を行なった。また、パラデニヤ大学とコロンボ大学の研究者とも会い、本研究に関する意見交換を行なった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

公約通り論文を半年で2本掲載した。フィールドでの調査も無事終わり、分析も順調に進んでいる。さらに半年で2本の論文を掲載できるよう進めている。

今後の研究の推進方策

今年度は、6月中旬にオーストラリアで開かれるEcoSummitに参加・発表する。これを通して研究者との意見交換も積極的に行なっていく。また、現在投稿中の論文も採択されるように努力する。さらにもう1本の論文を投稿し採択がされるように計画している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Assessing Community Perceptions on Urban Flood Resilience in Sri Lanka2022

    • 著者名/発表者名
      Hewawasam Vindya、Matsui Kenichi
    • 雑誌名

      Geosciences

      巻: 12 ページ: 406~406

    • DOI

      10.3390/geosciences12110406

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] Traditional Water Governance Practices for Flood Mitigation in Ancient Sri Lanka2022

    • 著者名/発表者名
      Hewawasam Vindya、Matsui Kenichi
    • 雑誌名

      Climate

      巻: 10 ページ: 69~69

    • DOI

      10.3390/cli10050069

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [備考] Matsui Laboratory

    • URL

      https://www.u.tsukuba.ac.jp/~matsui.kenichi.gt/index.html

URL: 

公開日: 2023-12-25  

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