研究課題
本研究プロジェクトの最終年度となる2023年度は、前年度に引き続き、人々が働く職場の心理的な健全性を高め、それによって職場の生産性を高めることに資するリーダーシップのあり方について複数の研究を推進した。その中には、イスラム世界での職業倫理が従業員行動に与える影響や、健全な建設現場に資するリーダーシップのあり方、職場におけるインターナル・コミュニケーションに関する研究などが含まれた。研究成果の途中段階にものは、2023年8月にボストンで行われたAcademy of Management年次大会で報告を行った。2023年の10月に外国人特別研究員が日本の大学に就職したためにその時点で本研究課題が終了したが、最終的には、2023年度には、International Journal of Monpowerなど4本の国際ジャーナルに研究成果に関連する論文が掲載され、本研究機関全体を通してでは、International Journal of Human Resource Managementをはじめとする国際ジャーナルに10本掲載された。まだ研究成果の完成には至っていないが、職場におけるパラドキシカル・リーダー行動に関する研究についても、新たな実証研究の設計を行い、次年度以降引き続いて行う今後の研究につながる成果をあげた。
すべて 2023
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 4件、 査読あり 4件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
International Journal of Manpower
巻: 44 ページ: 1382~1398
10.1108/IJM-07-2022-0302
Engineering, Construction and Architectural Management
巻: in press ページ: -
10.1108/ECAM-10-2022-0965
International Journal of Organization Theory & Behavior
巻: 26 ページ: 61~77
10.1108/IJOTB-09-2021-0165
Ethics Behavior
巻: In press ページ: 1~18
10.1080/10508422.2023.2275200