• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実績報告書

深層学習による医用画像情報の悉皆的理解

研究課題

研究課題/領域番号 22F19748
配分区分補助金
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

金谷 重彦  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (90224584)

研究分担者 TEUHO JARMO  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2022-11-16 – 2024-03-31
キーワード深層学習 / 医用画像 / 分子 / 分子グラフコンボリューションネットワーク
研究実績の概要

「深層学習による医用画像情報の悉皆的理解」を目指し、フィンランド側では所有する医用画像からの疾患分類をおこなった。日本側では健常人との比較を考慮し、疾患解析を進め深層学習モデルを構築した。その結果、疾患リスク評価に必要な数理モデルの開発に成功した。また、病気の分子メカニズムを考慮したヒトのメタボロミクス解析を、最新技術である分子グラフコンボリューションニューラルネットによる解析においても、当初の目的を達成する分子メカニズム検討に対処する良好な数値モデルを構築することができた。このように、当初の目標のみならず、さらに、新たな知見を得るところまで研究を展開出来た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

深層学習による医用画像情報の悉皆的理解」を目指し、疾患解析を進め深層学習モデルを構築する点、ならびに、生体の小分子による代謝を考慮した分子グラフコンボリューションネットワークを構築する点までが当初の目的であった。これらの構築したモデルの統計評価のみならず、さらには、病気についての解釈に至る知見を得ることができるというところまで研究を展開できた。

今後の研究の推進方策

「深層学習による医用画像情報の悉皆的理解」を目指し、疾患解析を進め深層学習モデルを構築した。そこで開発研究した疾患リスク評価に必要な数理モデルの開発、ならびに病気の分子メカニズムを考慮したヒトのメタボロミクス・分子グラフコンボリューションニューラルネットをもとに、画像と生体分子の挙動を理解の深化させ、さらに詳細な理解へと発展させたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Classification of ischemia from myocardial polar maps in 15O-H2O cardiac perfusion imaging using a convolutional neural network2022

    • 著者名/発表者名
      Jarmo Teuho, Jussi Schultz, Riku Kl, Juhani Knuuti, Antti Saraste, Naoaki Ono, Shigehiko Kanaya
    • 雑誌名

      Sci Rep .

      巻: 12 ページ: 2839-2839

    • DOI

      10.1038/s41598-022-06604-x

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi