研究課題
(1) Large charge展開を非相対論的共形場理論に応用した結果をその重力双対から再現する試みを行った.研究は継続中であり,現在論文を執筆中である.(2) 上記の非相対論的共形場理論のlarge charge展開において,さらに角運動量を与えた際の考察を行っている.これを用いて中性子星のグリッチング現象を解析する予定である.(3) 場の理論におけるエンタングルメントエントロピーの定義とvon Neumann代数の関係を与えた.これに関する論文は2024年5月に投稿予定である.
2: おおむね順調に進展している
何度かの出張と議論によってlarge charge展開の非相対論版の理解が深まった.中性子星の理解にも大きな期待が持てると考えている.
(1), (2)の研究を進める.特に非相対論的共形場理論では境界条件の処理が重要になるため,その理解を進める予定である.
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Journal of High Energy Physics
巻: 2023 ページ: -
10.1007/JHEP05(2023)202
10.1007/JHEP05(2023)013