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2023 年度 実績報告書

上肢-体幹協調運動を制御する神経基盤の解明とリハビリテーションへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 22KJ2106
配分区分基金
研究機関大阪大学

研究代表者

佐々木 睦  大阪大学, 基礎工学研究科, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2023-03-08 – 2024-03-31
キーワード機能的電気刺激 / 経頭蓋磁気刺激 / 脳波 / 運動制御 / FES / TMS / EEG
研究実績の概要

2023年度は4月から6月にかけ、ブレイン・コンピュータ・インターフェース(brain computer interface: BCI)と機能的電気刺激(functional electrical stimulation: FES)を組み合わせた介入法を用いた実験の準備を進めていた。年度途中で現在の職を辞職することが決まったため、研究の中断をした。昨年度から引き続き行なっているBCI-FES研究については基盤技術の開発および予備実験が済んでいるため、今後、それらの技術を用いて新たな研究を開始することを目指している。
BCI-FESの介入効果を検証するために使用予定であった経頭蓋磁気刺激(transcranial magnetic stimulation: TMS)による異なる筋間の神経的結合性の評価に関する研究は研究成果を論文としてまとめ、現在国際学術誌への投稿準備を行なっている。
FESに関しては、皮質脊髄路興奮性や脊髄興奮性を効果的に変調させる最適な刺激周波数を検討するために、さまざまな刺激周波数を用いたFES介入が神経興奮性に及ぼす影響を調べた。これらの結果は2023年9月にシンガポールで行われるInternational Functional Electrical Stimulation Societyで発表することが決まっている。
研究期間全体を通してBCI-FESに関する基盤技術を構築することができた。研究期間途中で異動が決まったため、早期に本研究を中断することになったが、これまでに得られた知見をもとに更なる発展研究が可能であると考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Muscle synergy patterns as altered coordination strategies in individuals with chronic low back pain: a cross-sectional study2023

    • 著者名/発表者名
      Saito Hiroki、Yokoyama Hikaru、Sasaki Atsushi、Nakazawa Kimitaka
    • 雑誌名

      Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation

      巻: 20 ページ: 69

    • DOI

      10.1186/s12984-023-01190-z

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2024-12-25  

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