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2023 年度 実施状況報告書

脳損傷による記憶障害メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 22KK0107
研究機関島根大学

研究代表者

藤田 幸  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (60631215)

研究分担者 後藤 由季子  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (70252525)
宮嶋 久雄  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (80874362) [辞退]
奥井 太郎  島根大学, 医学部, 歯科医員 (30795092)
研究期間 (年度) 2022-10-07 – 2028-03-31
キーワード脳 / 神経
研究実績の概要

本研究の目的は、国際的な共同研究により、脳損傷後の神経回路障害から回路修復のメカニズムを解明することである。脳や脊髄などの神経障害により、記憶・学習障害などの脳機能の障害が長期化し、社会生活への復帰が困難になる場合がしばしばある。脳血管障害や外傷性脳損傷などの中枢神経障害によって、神経幹細胞の増殖や神経回路の再編が生じることが報告されてきた。本研究では、中枢神経障害モデルマウスを用いて、神経障害後の回路再編のメカニズムを解明する。神経標識法を用いて、障害後に形成される神経回路を同定する。さらに、同定した回路が形成される分子機序を明らかにする。日本の研究グループと海外の研究グループの間での技術の相互補完によって、分子から個体までの多角的・階層的な研究アプローチを行うことが可能になる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度は米国にて対面で議論、今後の研究方針を決定し、順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

今後は、上述の分子メカニズムの解明について、国際共同研究を進める。さらに、中枢神経障害モデル動物を用いてクロマチン動態を解析し、神経回路の再編成との関連を明らかにする予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [国際共同研究] ペンシルベニア大学(米国)

    • 国名
      米国
    • 外国機関名
      ペンシルベニア大学
  • [学会発表] Spatial genome organization during neural circuit formation2023

    • 著者名/発表者名
      藤田幸
    • 学会等名
      Neuroscience 2023
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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