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2016 年度 研究成果報告書

薬剤開発を視野に入れた膜輸送体の構造研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23000014
研究種目

特別推進研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

豊島 近  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)

研究分担者 小川 治夫  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授 (40292726)
三村 久敏  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (30463904)
金井 隆太  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (50598472)
椛島 佳樹  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (00580573)
研究協力者 Inesi Giuseppe  カリフォルニアパシフィック医学センター研究所, 教授
Vilsen Bente  オルフス大学, 教授
Cornelius Flemming  オルフス大学, 教授
Karlish Steven  ワイズマン研究所, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2016
キーワードイオンポンプ / 膜蛋白質 / 結晶解析 / エネルギー変換
研究成果の概要

本研究は、イオン能動輸送機構の完全な理解を第一の目標とし、Ca^<2+>ポンプと医学的にはより重要ともいえるNa^+ポンプの結晶構造解析によって、イオンポンプは「どうしてそういう構造をとる必要があるのか」を追求した。その結果、長く待たれていたCa^<2+>ポンプのE1 状態の結晶化に成功し、調節蛋白質サルコリピンによるポンプ制御機構の解明にも成功した。また、Na^+ポンプのNa^+結合状態の初の構造決定に成功し、精緻なイオン選択機構を解明するとともに、強心ステロイドとの複合体の構造決定を行い、組織特異的薬剤開発への道を開いた。さらに、4状態のCa^<2+>ポンプ結晶中の脂質二重膜の可視化に成功し、燐脂質との相互作用の詳細を解明した。

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公開日: 2018-03-22   更新日: 2018-12-04  

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