研究課題/領域番号 |
23221010
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ゲノム生物学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
石野 史敏 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60159754)
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研究分担者 |
金児 知子 (石野 知子) 東海大学, 健康科学部, 教授 (20221757)
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連携研究者 |
幸田 尚 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (60211893)
小野 竜一 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (10401358)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | レトロトランスポゾン / 獲得遺伝子 / 哺乳類 / 胎盤 / 脳機能進化 / ゲノムインプリンティング / リプログラミング / 能動的脱メチル化 |
研究成果の概要 |
哺乳類ゲノムの持つ機能の特殊性にジェネティクスとエピジェネティクスの両面から研究を行い、(1)レトロトランスポゾンに由来する哺乳類特異的遺伝子群である、Sirh7/Ldoc1が胎盤細胞の分化・成熟に必須な遺伝子であること、Sirh11/Zcchc16が脳の認識機能に重要な遺伝子であることを明らかにした。これらの研究を通じてレトロトランスポゾンに由来する”獲得遺伝子”が哺乳類の胎生及び脳の進化に寄与したことを示した。(2)哺乳類特異的エピジェネティクス機構であるゲノムインプリンティングのリプログラミングに能動的DNA脱メチル化反応が関係していることを世界で初めて明らかにした。
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自由記述の分野 |
分子生物学、分子発生学、エピジェネティクス
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