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2015 年度 研究成果報告書

核構造におけるテンソル力の効果と隠された相互作用の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23224008
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関大阪大学

研究代表者

谷畑 勇夫  大阪大学, 核物理研究センター, 特任教授 (10089873)

研究分担者 土岐 博  大阪大学, 核物理研究センター, 名誉教授 (70163962)
連携研究者 王 恵仁  大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (80462670)
小林 俊雄  東北大学, 理学研究科, 教授 (30186754)
小沢 顕  筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (80260214)
味村 周平  大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10273575)
民井 淳  大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (20302804)
鈴木 智和  大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (80506395)
松多 健作  大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50181722)
三原 基嗣  大阪大学, 理学研究科, 助教 (60294154)
福田 光順  大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50218939)
木村 喜久雄  長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (60108636)
坂口 治隆  大阪大学, 核物理研究センター, 協力研究員 (30025465)
前田 幸重  宮崎大学, 工学部, 助教 (50452743)
明 孝之  大阪工業大学, 工学部, 講師 (20423212)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワードテンソル力 / 核構造 / 高運動量 / 核子移行反応 / 2核子相関 / TOSM / TOAMD
研究成果の概要

パイ中間子を介した強い相互作用には中心力とテンソル力が含まれる。非常に軽い核ではテンソル力の重要性は確立されているが、少し重い核ではその影響は知られていなかった。今回の研究で核構造に種々の形でテンソル力の影響が現れることを明らかになった。
実験的には原子核の基底状態において、核子が高運動量を持つ確立が大きいこと、その高運動量核子はS=1,T=0の核子対として存在することが分かった。また、中性子過剰な核における軌道の混合がこのような相関核子の影響であることが理解できた。
理論的には、テンソル力を陽に含めたTOSMおよび、TOAMD理論を構築し、Li, Be, Bのアイソトープに適用した。

自由記述の分野

原子核物理学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2017-05-22  

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