連携研究者 |
王 恵仁 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (80462670)
小林 俊雄 東北大学, 理学研究科, 教授 (30186754)
小沢 顕 筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (80260214)
味村 周平 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10273575)
民井 淳 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (20302804)
鈴木 智和 大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (80506395)
松多 健作 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50181722)
三原 基嗣 大阪大学, 理学研究科, 助教 (60294154)
福田 光順 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (50218939)
木村 喜久雄 長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (60108636)
坂口 治隆 大阪大学, 核物理研究センター, 協力研究員 (30025465)
前田 幸重 宮崎大学, 工学部, 助教 (50452743)
明 孝之 大阪工業大学, 工学部, 講師 (20423212)
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研究成果の概要 |
パイ中間子を介した強い相互作用には中心力とテンソル力が含まれる。非常に軽い核ではテンソル力の重要性は確立されているが、少し重い核ではその影響は知られていなかった。今回の研究で核構造に種々の形でテンソル力の影響が現れることを明らかになった。 実験的には原子核の基底状態において、核子が高運動量を持つ確立が大きいこと、その高運動量核子はS=1,T=0の核子対として存在することが分かった。また、中性子過剰な核における軌道の混合がこのような相関核子の影響であることが理解できた。 理論的には、テンソル力を陽に含めたTOSMおよび、TOAMD理論を構築し、Li, Be, Bのアイソトープに適用した。
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