研究課題/領域番号 |
23226003
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
板谷 治郎 東京大学, 物性研究所, 准教授 (50321724)
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連携研究者 |
金井 輝人 東京大学, 物性研究所, 技術専門職員 (10575161)
石井 順久 東京大学, 物性研究所, 助教 (40586898)
北野 健太 東京大学, 物性研究所, 特任研究員 (90586900)
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研究協力者 |
ガイゼラ ヨスト・ヘニング
金島 圭佑
松本 由幸
シュオ テンキョ
ガイヤ フロリアン
プペイキス ジュスティナス
齋籐 成之
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | アト秒科学 / 光源技術 / 光・量子ビーム / 超高速分光 / 軟X線分光 / 超精密計測 / 非線形光学 / 赤外材料・素子 |
研究成果の概要 |
BIBO結晶を用いた光パラメトリックチャープパルス増幅法に基づく高強度極短パルス赤外光源を開発した。得られた出力は、繰り返し1kHz、パルスエネルギー1.5mJ、パルス幅11fs、キャリアエンベロープ位相(CE位相)安定というものであり、世界的にも先端的な光源を実現した。本光源を用いた高次高調波発生実験では、高調波の最大光子エネルギーは325eVに到達した。CE位相敏感な軟X線スペクトルの振る舞いから、250~325eVにおいて孤立アト秒パルスが発生していることが示された。炭素系物質の吸収スペクトル測定にも成功し、アト秒軟X線吸収分光が可能であることが実験的に示された。
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自由記述の分野 |
アト秒科学
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