研究課題
基盤研究(S)
世界の「水都」を比較研究し、その立地、及び都市形態の在り方から類型化を行い、時代ごとの水都形成の大きな流れを歴史的に把握できた。こうして水都の変遷を通じて、世界の都市の歴史を再解釈することが可能となった。同時に、合理性を追求し自然を人間の意思で支配・制御・活用した西洋文明と自然と共生する姿勢を見せたアジア、日本における水都の在り方の違いを明確に把握できた。その特質を踏まえ、日本における水都再生の考え方、方法について東京を中心に示すことができた。
都市史