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2016 年度 研究成果報告書

非意識下プロセスにおけるワーキングメモリの脳内機構:意識下と麻酔下との比較

研究課題

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研究課題/領域番号 23240036
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 認知科学
研究機関国立研究開発法人情報通信研究機構 (2015-2016)
大阪大学 (2011-2014)

研究代表者

苧阪 満里子  国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 主任研究員 (70144300)

研究分担者 真下 節  大阪大学, その他部局等, 名誉教授 (10110785)
石黒 浩  大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (10232282)
長井 志江  大阪大学, 工学研究科, 特任准教授 (30571632)
中江 文  大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 准教授 (60379170)
齊藤 智  京都大学, 教育学研究科, 准教授 (70253242)
浅田 稔  大阪大学, 工学研究科, 教授 (60151031)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワードワーキングメモリ / 実行系機能 / 麻酔 / 意識 / 情動 / ロボット
研究成果の概要

ワーキングメモリは、情報の一時的保持と処理を並行して行う機能をもつ、高次認知活動の基盤となる記憶システムである。本研究では、非意識下におけるワーキングメモリの働きと脳内機構を明らかにすることで、中央実行系機能について理解を深めることを目的とした。主な方法としては、麻酔により意識レベルを変化させ、擬似的記憶障害をもたらすことで、中央実行系機能の働きがどのように変化するのかを探索した。その結果、1/2濃度の鎮静状態では、ワーキングメモリの特徴である二重課題に対応することは可能だが、行動した内容を長期記憶に転送することはできず、ワーキングメモリが健全に機能する限界の意識レベルであることが示された。

自由記述の分野

ワーキングメモリ

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公開日: 2018-03-22  

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