研究課題
本研究では、動作支援ロボットの普及を目指し、直接的なアシスト部位だけでなく、全身の動作が自然と調和されることを目標に加えたロボットの制御則の構築を行うことを目的としている。本年度の成果を以下に記す。(1) ヒトの全身協調動作モデルの構築:高齢者の起立に関して、手すりの利用や起立誘導ロボットなどを、高齢者個人個人が有する能力(残存能力)に応じて提供するためのアルゴリズムを構築した。本アルゴリズムにより、高齢者個人の部位ごとの能力に応じた機器が提供可能となることが期待される。(2) 生活動作における被介助者の全身動作の最適化: 機能的電気刺激を用いて、片麻痺患者の歩行リハビリを行うことを目指し、機能的電気刺激による刺激タイミングを最適化できるパラメータの同定とタイミングの同定精度を検証した。(3) 介助ロボットの動作生成:高齢者の起立誘導ロボットにおいて、残存能力に応じた起立を実現するアルゴリズムを構築した。また、高齢者が加齢に伴い、体性感覚が衰える問題に対し、視覚を遮断し体性感覚を意識することで歩行の安定性を向上する手法を提案した。体性感覚を意識することで、足底圧中心のばらつきが軽減されることを確認した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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