研究課題
基盤研究(A)
東アジア域では、大気への揮発性化合物の放出が顕著に増加しつつあり、これが大気中で進行する光化学反応過程を変質させている可能性がある。しかしこれまでは、大気中で進行する光化学反応過程を実測することは出来なかった。そこで本研究は、窒素酸化物の光化学反応過程を反映して変化することが明らかになった硝酸の三酸素同位体組成の連続観測を、利尻、佐渡関岬、南鳥島をはじめとした国内の三カ所以上の観測点で実現した。そして湿性沈着する硝酸の三酸素同位体組成を指標に用いることで、東アジア域の広域的な大気光化学環境の現状と、その時間変化を理解することに挑戦し、これに成功した。
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