研究課題
基盤研究(A)
両端が太く真ん中が細い(ダンベル形状)カーボンナノチューブ(CNT)の中に電荷を持たせたカプセル状CNTを内包し、外部電界でギガヘルツオーダの高い周波数で振動するリニア振動子を製作し、CNT間の滑りによるエネルギー損失の計測と実用的な振動子の設計指針を明らかにすることを目指した。その結果、リニア振動子を製作するための要素技術の構築や装置の開発を行い、電荷を付与したCNTカプセルを実現し、ダンベル形状のCNTを実現した。しかし、最終的な構造の製作に至らず、電場駆動型のリニア振動子のエネルギー損失の機構を解明するまでには至らなかった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件)
Proceedings of the 12th Asia Pacific Physics Conference
巻: Vol. 1 ページ: 012064-1-012064-7
10.7566/JPSCP.1.012064
Nanoresearch
巻: Vol. 5 ページ: 11755-11760
10.1039/C3NR03233G