研究課題
基盤研究(A)
世界最大の降雨地帯であるインド北東部のモンスーン期の降雨過程について研究を実施した。雨量計と自動気象観測装置を更新、再配置し、より精密な観測体制を整備し、また、気象資料の収集、ワークショップの開催など多岐の活動を実施した。とくに、雨量計のネットワークと自動気象観測装置による地上観測から、高い時空間分解能の観測資料を得た。さらに、集中的な高層観測を実施して、時空間分解能を持つ精度よい結果を得て、洪水発生時の大気の立体構造を明らかにした。このように、この研究の成果は、インド北東部の詳細な降雨過程解明について、画期的な成果である。
気象災害学