研究課題
基盤研究(A)
ゲノムの多様性は主として自然選択説と中立説から解釈されてきた。これらの説を補う第三の視点として、クロマチン構造およびDNAメチル化が多様性にあたえる影響を本研究では分析した。その結果、低DNAメチル化にあるCpG の周辺では1塩基変異率が有意に低くなることがわかった。さらに転写開始点下流においてヌクレオソームが存在する場所では1塩基変異率が有意に高くなる。一方、存在しないリンカー領域では挿入削除率が有意に高くなることがわかった。このようにクロマチン構造およびDNAメチル化が進化や多様性に与える影響が初めて明らかにされた。
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