研究課題/領域番号 |
23242007
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
渡辺 学 南山大学, 人文学部, 教授 (20192817)
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研究分担者 |
SWANSON Paul 南山大学, 人文学部, 教授 (20229272)
奥山 倫明 南山大学, 人文学部, 教授 (30308928)
金 承哲 南山大学, 人文学部, 教授 (40350962)
大谷 栄一 佛教大学, 社会学部, 准教授 (70385962)
林 淳 愛知学院大学, 文学部, 教授 (90156456)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 宗教学 / 神道 / 仏教 / 近代 / 諸宗教 / 対話 / 日本 / 哲学 |
研究概要 |
今年度は、6月に日本宗教研究・南山セミナーを開催し、8名の若手研究者を招聘した。また、海外研究協力者4名を招聘し、新宗教研究、現代日本宗教に関する研究資料のアーカイブ化、神道概念の再検討などにとり組んだ。また、全般として神道の概念の再検討、近代仏教の再検討、新宗教研究の再検討、諸宗教対話の再検討という、それぞれの分野の研究方向について研究を進めた。 1)神道の概念のプロジェクトにおいては、明治期公文書・法令等における神社に関連する文書を収集するとともに、1.神道と近代日本の国民国家、2.初期日本学者による神道論、3.戦前知識人の神道論、4.神道と戦中の超国家主義、5.戦後の神道論、6.現代の神道論について英訳と編集の作業を進めた。 2)近代仏教のプロジェクトにおいては、日本を対象とした近代仏教研究の成果を海外に英語で発信するため、英文の論文集、Modern Buddhism in Japanを刊行した。 3)新宗教研究のプロジェクトにおいては、日本宗教の画像アーカイブを構築するとともに、オウム真理教やひかりの輪などの研究を進め、宗教運動研究のオンラインデータベースおよび情報センターである世界宗教とスピリチュアリティ・プロジェクトに参画して、日本の新宗教に関する特別部門を担当した。 4)諸宗教対話のプロジェクトにおいては、京都学派の創始者である西田幾多郎と韓国の僧侶、韓龍雲について比較研究をするとともに、「諸宗教対話における一神教的パラダイムをどのようにのりこえることができるか」という課題に取り組んだ。また、カトリック司祭ながら坐禅に取り組み、カトリック禅の先駆けとなったフーゴー・ラサールについて研究した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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