研究課題/領域番号 |
23242014
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
藤田 治彦 大阪大学, 文学研究科, 教授 (00173435)
|
研究分担者 |
吉村 典子 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (20347917)
横山 千晶 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (60220571)
川島 智生 京都華頂大学, その他部局等, 教授 (60534360)
濱田 琢司 南山大学, 人文学部, 准教授 (70346287)
川端 康雄 日本女子大学, 文学部, 教授 (80214683)
鈴木 禎宏 お茶の水女子大学, その他部局等, 准教授 (80334564)
橋本 順光 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (80334613)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | アーツ・アンド・クラフツ運動 / 民藝運動 / ウィリアム・モリス / 柳宗悦 / 比較デザイン |
研究概要 |
平成25年3月に刊行した『アーツ・アンド・クラフツと民藝―ウィリアム・モリスと柳宗悦を中心とした比較研究』中間研究報告書に基づき、4年間の研究期間の後半の研究に着手した。 藤田治彦は平成26年3月12日から3月24日まで、ロンドンとオックスフォードでウィリアム・モリスに関する調査を行った。川端康雄は平成26年2月27日から3月5日までベルリン、デッサウ、ヴァイマール、ミュンヘンでバウハウスを中心としたドイツの工芸運動に関する調査を行った。横山千晶は平成25年9月5日から9月11日まで20世紀初頭のアメリカにおける工芸運動の受容についての調査を行うとともに、山形県鶴岡市はじめ東北各地で日本の工芸運動についての調査研究も継続した。吉村典子は平成26年3月21日から3月31日にかけて香港とイギリスでアーツ・アンド・クラフツの建築に関する調査を行った。川島智生は平成26年2月11日から2月14日まで栃木県で、平成25年10月12日から10月15日まで沖縄県で柳宗悦に関する調査を行った。鈴木禎宏は平成25年11月7日から11月9日にかけて、日本各地で志賀直哉、吉田璋也、富本憲吉など、民藝運動の周辺人物について調査を行った。橋本順光は平成25年6月28日に三菱一号館美術館で浮世絵とジャポニスムについて調査を行い、関連研究を進めた。濱田琢司は平成25年8月29日から9月2日にかけて札幌および八雲町にて、農村芸術運動に関する調査を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
研究代表者ならびに研究分担者の調査研究は順調に進んでおり、平成25年3月に『アーツ・アンド・クラフツと民藝―ウィリアム・モリスと柳宗悦を中心に』の中間研究報告書を刊行した。平成26年12月に開催される最終研究会に向けての準備も進んでおり、当初の計画以上に本研究は進展している。
|
今後の研究の推進方策 |
研究代表者ならびに研究分担者は、平成26年12月に開催される最終研究会に向けての準備に入っている。その最終研究会前後に行われる研究者各自による調査ならびに同研究会における意見交換を踏まえて、平成27年3月に『アーツ・アンド・クラフツと民藝―ウィリアム・モリスと柳宗悦を中心に』の最終研究報告書を刊行する。
|