研究課題/領域番号 |
23242023
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
定延 利之 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (50235305)
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研究分担者 |
CAMPBELL Nick 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 客員教授 (50395109)
森 庸子 同志社大学, 付置研究所, 嘱託研究員 (50441192)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 日本語 / 話しことば / 日本語教育 / 音声 / 調音動態 / コミュニケーション / 状況 / 文法 |
研究実績の概要 |
最終年度にあたる平成26年度は、日本語教育学会のテーマ領域別研究会である日本語音声コミュニケーション教育研究会(定延が代表幹事をつとめる)、神戸大学メディア文化研究会(定延が多元的コミュニケーション研究部門長をつとめる)と連携しつつ、これまで収録した調音データ・会話データの分析につとめた。 データの分析結果を隣接分野や他言語にも通じる、より包括的で一般的なものへと発展させるために、以下3つの策を講じることとなった。第1の策は、国内外の日本語教育関係者と共働し、状況を踏まえた話しことば研究の成果の有効性を吟味することである。第2の策は、音声コミュニケーション研究に関する国際的な交流との共働である。第3の策は、前年度に続いての、対照言語学・言語類型論的な国内外の交流との共働である。 本年度は最終年度にあたるので、特に成果発表に重点を置いた。ボルドーやロンドン、東京での国際会議での招待講演や招待発表、ダブリンでの発表やシドニーでのパネル企画といった企画を予定されたとおりにおこなうことができ、それらを通じて本課題の研究成果を広くアピールしていき、研究者間の国際的なネットワークを構築することができた。 さらに本研究の成果は、文法関係の論文集の出版の他、電子資料の形でインターネット上でも展開した。本研究の成果をまとめた著書の原稿を出版社(ひつじ書房)に既に提出済みであり、これは平成27年のうちに出版される予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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備考 |
(1)はこのプロジェクト全体のもの。(2)は三省堂のwebページSanseido Word-Wise Web上での連載であり、このプロジェクトのうち、意図に基づくコミュニケーション観の検討作業の成果を一般読者のためにわかりやすく述べているものである。
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