研究課題/領域番号 |
23242027
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
宇佐美 まゆみ 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90255894)
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研究分担者 |
西郡 仁朗 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (20228175)
林 俊成 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (70287994)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 会話分析 / 話し言葉コーパス / コーパス言語学 / 語用論 / 談話研究 / 自然会話の教材化 / 教材リソースバンク / 話し言葉データバンク |
研究実績の概要 |
これまで研究代表者らが構築してきた『BTSによる多言語話し言葉コーパス-日本語会話1,2』と『BTSによる日本語話し言葉コーパス1(初対面・友人、雑談・討論・誘い)』を統合した『BTSJによる日本語話し言葉コーパス(トランスクリプト・音声)2011年改訂版』の拡充・改訂を行い、『BTSJによる日本語話し言葉コーパス(トランスクリプト・音声)2015年改訂版』(333会話、総時間4718分45秒(約78時間)、うち音声付きデータ203会話、2363分48秒(約39時間))を完成した。これに伴い、作成済みの会話に関する情報(場面、話者人数、話者同士の関係、話題内容等々)のデータベースも、自然会話リソースバンク(Natural Conversation Resource Bank: NCRB)に組み込み、精緻化した。 また、『BTSJ文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット』を機能拡張、精緻化させ、『BTSJ文字化入力支援・自動集計・複数ファイル自動集計システムセット(2015年版)』を完成した。 これらの研究成果としてのシステムとコーパスを広く活用してもらうためと利用者からのフィードバックを今後の研究に反映させるため、「BTSJ活用方法講習会」(国内2回、海外1回)を開催した。 さらには、自然会話リソースバンク(Natural Conversation Resource Bank: NCRB)(データベース)に基づく「自然会話教材作成支援システム」のテンプレートを構築し, 自然会話コーパスと、自然会話教材のリソースとしての自然会話データの一元化を行い、総合的共同構築型データベースを構築した。作成した「データベースNCRB」を活用して、自然会話教材の試作版の作成、蓄積を行った。 これまでの研究成果の発表を、国内外の国際学会、シンポジウム等で行った。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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備考 |
(1)は、本研究終了後も、個人研究費等で継続して関連の情報を更新していく予定。 (2)は、本研究を継続・発展させるための研究費が獲得できないと、サーバーの維持・継続が難しい。
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