研究課題
基盤研究(A)
世界金融危機後の世界経済にあって、アジア経済は成長を続け、中国を筆頭にアジアは世界経済の推進力と期待されるまでになった。だが、アジアの更なる発展には労働集約的産業構造から知識基盤経済構造へ転換するには質的転換が必要であり、これは大きな壁であると指摘されている。東アジアの発展におけるこの課題を、制度を念頭におきながらどう乗り越えるのかという問題意識の基に、アジア経済の実態に即した実証的理論的研究を行った。知識基盤型経済への移行に関してICTの発達によるサービス活動の国際移転について、日本企業とのかかわりに注目して分析を行った。
アジア経済