研究課題/領域番号 |
23243056
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
藤村 修三 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (90377044)
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研究分担者 |
日高 一義 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50565736)
尾形 わかは 東京工業大学, 工学院, 教授 (90275313)
辻本 将晴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (60376499)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 高次システム / 技術の階層 / モジュール化 / アーキテクチャ / 制約 |
研究実績の概要 |
海外論文誌2報、国内論文誌1報計3報の論文が掲載(内海外誌1報は受理)された他、国際学会発表5件(内1件は採択)、国内学会発表3件(採択、発表は2017年6月)を行った。 『組織科学』掲載論文「製品アーキテクチャーが内包する原理的な可能性や制約が競争戦略に及ぼす影響-薄型テレビ市場におけるLCD・PDPの競争事例をもとに-」は製品を成り立たせている技術的な原理のアーキテクチャが製品の市場での振る舞いを規定することを明らかにしたものである。また、the International Journal of Marketing and Social Policyに受理され掲載予定の論文は鉄鋼産業を対象に、Performance Guarantee という品質保証を条件とした企業間取引永代が存在することを明らかにした。この内容が技術的な不可知性に寄っていることを示した研究が SMS Annual Conference 2017に採択された。いずれも新たな高次システムを構築する際のシステム要素間関係について新たな知見を与えるものである。また、Journal of Modern Project Managementに掲載された論文は設計論において、これまで別物と考えられてきたDSM(Design Structure Matrix)とAD(Axiomatic Design)が制約を考慮すると等価であることを数学的に示したもので、システム設計における制約の重要性を示した。 実際的な実績では「産業間協創システム研究会」第一期研究員3名(全日空、千代田化工、富士ゼロックス)のワーキングペーパーを東工大IM研究科(現イノベーション科学系)HPに掲載した。第二期には全日空、富士ゼロックス、日産自動車、三菱ガス化学、JFE鋼板の5社が参加し、引き続き29年度からの第三期にも参加している。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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