研究課題/領域番号 |
23243057
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
飯島 淳一 東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (80151223)
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研究分担者 |
末松 千尋 京都大学, 経営学研究科, 教授 (80335231)
妹尾 大 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (90303346)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | ビジネスプロセス / モデリング / ひとのつながり / 交渉 / シミュレーション / 離散事象 / DEMO |
研究概要 |
本研究は、IT 投資対効果の向上のためには、ビジネスをプロセスとして捉えるという観点が必須であるという前提に立ち、従来のビジネスプロセスのモデル化に欠けていた、「ひと」のつながりに焦点を当ててモデル化を行うための方法論の確立を目指し、厳密な学術的基礎にもとづいた理論構築とともに、そのサポートツールの開発を行い、具体的なケースへの適用により、その有効性を示すことを目的としていた。本年度の研究実施計画では、平成24年度の研究成果にもとづき、モデリングツール、シミュレータ、およびBAMツールの開発を行うこと、書籍を執筆、出版すること、さらに、いくつかの企業事例を題材にして、ケース教材を作成すること、年度末には、昨年度と同様に、シンポジウムを開催することを予定していた。これについての実績は以下のとおりである: ・モデリングツール、シミュレータについては、DEMOモデルをツールを用いて描画したのち、それを離散事象シミュレーションモデルへ変換するツールの開発を完了した。これについては、5月4日~8日に開催されたEnterprise Engineering Working Conference2014で発表し、大変な反響があった。 ・書籍の執筆については、現在3冊の書籍が執筆途中であり、今年度秋には出版の予定である。 ・これらの書籍には、いくつかの企業事例が題材となっているため、特に、ケース教材は作成しなかった。 ・平成26年3月5日にシンポジウムを開催し、本研究をより一層発展させるための方向付けとして、インテル研究所(IVI)から研究者を招聘し、IT活用力フレームワークに関する基調講演をしていただき、ビジネスプロセス管理とIT活用力との関係についての議論を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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