研究課題
基盤研究(A)
時空構造と非平衡物理学の統一的理解の探求をテーマとして掲げた本共同研究の主要な研究実績として、de Sitter時空特有の赤外量子揺らぎが微視的理論の結合定数の時間変化をもたらす可能性を指摘した。この現象が、理論の局所的ローレンツ不変性の帰結である事を明らかにした。またこの赤外量子効果が、紫外発散と混合することによって、ダークエネルギーの時間変化をもたらすと予想されることを指摘し、その実験的検証可能性を議論した。
素粒子論