研究概要 |
2色のフェムト秒レーザー光を水素ガスと相互作用させ、波長185 nmから600 nmに亘る多色超短パルス光源を得た。質量分析計において新規試料導入法を研究し、従来法より2倍高い検出感度を得た。波長200 nmの深紫外超短パルス光を用いて非共役二重結合を有する化合物の検出感度を2倍から100倍向上した。TATPの分子イオン検出、血液中での生成機構を研究した。PCDF, PCDD, PCB計32種の化合物、近年社会問題となっているPM2.5に含まれるPAH、NPAHの網羅的分析を行った。多色紫外超短パルス光源を爆発物の分析へ応用し、実用性を示した。
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