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2014 年度 研究成果報告書

超高速固体NMRプローブと超高磁場NMRによる繊維・高分子の分子間構造解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23245045
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 高分子・繊維材料
研究機関東京農工大学

研究代表者

朝倉 哲郎  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30139208)

研究分担者 清水 禎  独立行政法人物質, 中核機能部門強磁場ステーション, ステーション長 (00354366)
連携研究者 中澤 靖元  東京農工大学, 大学院工学研究院, 准教授 (20456255)
鈴木 悠  東京農工大学, 大学院工学研究院, 助教 (90600263)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード1H固体NMR構造解析 / 超高速固体NMRマイクロプローブ / 超高磁場NMR / 家蚕絹の繊維化前後の構造 / クモ絹の構造 / 水素結合 / 1H NMR 化学シフト / 絹の繊維化機構
研究成果の概要

研究代表者らが開発してきた超高速固体NMRマイクロプローブと超高磁場NMR装置を組み合わせて、繊維・高分子材料の分子間構造解明のための1H固体NMR構造解析法を開発した。1Hピークの帰属や化学シフト値の取得、分子間距離情報の取得が可能となった。それを用いて、家蚕絹の繊維化前構造を精密に決定でき、構造安定化に関わる水素結合の詳細が明らかになった。さらに、家蚕絹の不均一な繊維化後構造について、原子座標レベルでの詳細な構造を世界ではじめて決定することができ、繊維化前構造と合わせて家蚕絹の繊維化機構の解明を行った。同様に、クモ絹糸についても本構造解析法を用いて、結晶部分の詳細な構造決定を進めた。

自由記述の分野

化学

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公開日: 2016-06-03  

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