研究課題
基盤研究(A)
けい酸塩系表面含浸材の特徴は,コンクリート表層部を改質することで劣化因子の侵入を抑制させるもので,施工の容易さと経済性から利用が急増している.しかし,この材料の効果に関する研究は少なく,コンクリート表層部の改質範囲や性能改善の定量評価は未だ不十分である.本研究では,けい酸塩系表面含浸材の効果を定量的に評価し,既存構造物の長寿命化対策として有効に活用するための補修設計方法および施工管理方法に対する提言を行った。なお,本研究による主な成果は,土木学会から発刊された「けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)」に盛り込まれている。
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.36,No.1(印刷中)
巻: Vol.35,No.1 ページ: 1621-1626
巻: Vol.34,No.1 ページ: 1630-1635
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集
巻: Vol.12 ページ: 467-472
巻: Vol.33,No.1 ページ: 1625-1630
日本材料学会,コンクリート構造物の補修・補強・アップグレード論文報告集
巻: Vol.11 ページ: 329-336
巻: Vol.11 ページ: 343-348
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