研究課題
基盤研究(A)
建築物が火災時に崩壊・倒壊しないように設計するため,さらには,火災による部材の損傷状態を予測するため,鋼材とコンクリートという構造材料について,高温下での力学性状を調査した。特に,これらの材料間の付着-すべり関係をモデル化した。さらには,梁と柱部材とそれらの接合部からなる簡単な骨組の耐火実験を行い,部材間の相互作用,接合部の性状を把握し,材料の挙動モデルに基づく数値解析を行い,耐火性能を評価した。また,小さな炉において柱梁骨組を効率的に試験する方法も開発した。最後に,地震や経年劣化によってひび割れた鉄筋コンクリート部材の耐火性を,耐火実験と数値解析により調査した。
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Fire Safety Science- The 11th International Symposium
JCI (Japan Concrete Institute) Annual Convention Proceedings
巻: (to be published)
コンクリート工学年次論文集
巻: 35巻 ページ: 1159-1164